生理痛の原因「冷え」、体の冷えを解消する3つの方法

寒そうにする女性

冷えた体が生理痛を悪化させている…と気づいた今が、冷えを解消させるグッドタイミングです。体の冷えは、ちょっとした日常の習慣や食事を工夫するだけで根本的に改善することができます

私もいくつか試してきましたが、冷えの改善対策はたくさんありますよね。自分でもできる対策には即効性はありませんが、簡単に取り組めるものも多いので続けやすいということが良いところです。今回は、一時的な解消ではなく根本的に冷えを治すための対策法をご紹介します。

1.冷えた体が、生理痛の症状を重くするのはなぜ?
2.冷えはこうして軽減!簡単にできる3つの解消法
3.まとめ

冷えた体が、生理痛の症状を重くするのはなぜ?

冷えの原因は血行不良

腕を触る女性

体に熱を運んでくれるのは、「血液」です。心臓から送り出された血液はとても温かく、血液が全身をめぐって熱を運びます。せっかく血液で温められた体が寒い空気に触れたり、薄着や肌を露出するファッションで冷やされると、血液まで冷えてしまいます。冷えた血液が全身に流れれば、体はもっと冷えていきますね。

また、体が冷えると熱を逃がさないよう血管が縮まり、血液がスムーズに流れなくなります。体が冷える→血管が縮まって血行が悪くなったり冷やされた血液が体をめぐる→体はさらに冷える、という悪循環の繰り返しが体の冷えを悪化させてしまうのです。

冷えと生理痛の関係

では、体が冷えると生理にどう影響が出るのでしょうか?体が冷えると、内臓の機能が弱まります。生理に関係する子宮の働きも弱まるので、生理の時に経血がうまく排出できなくなってしまうのです。そこで経血の排出を助けようと、プロスタグランジンという物質がたくさん作り出されます。

正常な生理でも、プロスタグランジンは分泌されています。でもプロスタグランジンが必要以上に分泌されてしまうと、子宮を過剰に収縮させてしまうのです。この過剰な子宮の収縮が、ひどい生理痛の原因の一つです。実際に、生理痛がひどい女性にはプロスタグランジンが多いことがわかっています。

冷えはこうして軽減!簡単にできる3つの解消法

両腕を上げる女性

冷えが生理痛に悪影響を及ぼしているならば、冷えを解消すれば生理痛の症状が和らぎますね。かといって、ホッカイロで温めたり3ネック(首、手首、足首)を温めるといった方法は、一時的に体を温めるだけなので応急処置にはなりますが、根本的な冷えの解消にはなりません。

根本的に冷えを解消するには少し時間がかかりますが、体を冷やさないちょっとしたポイントを押さえつつ、食事や簡単な運動で改善していきましょう。

【冷え解消法1】季節に合った対策法で、冷えから体を守る

まず、物理的に体を冷やさないことが大事です。季節ごとに押さえるポイントが変わりますので、季節に合った冷え対策を紹介します。

【春と秋の対策】

お風呂につかる女性

昼夜の寒暖差が大きい春と秋は、温度差で体を冷やさないよう対策が必要です。出かける際は上着で調整するなど、気温に応じて脱ぎ着できる服装にしましょう。また、体を温めるのに手っ取り早いのはお風呂。お風呂につかることで、血管が広がり血行を良くします。理想は毎日湯船につかることですが、湯船は面倒・・なんてこともありますよね。

週に何回か湯船の日を決めてお湯につかるだけでも違いますので、湯船の日を作ってみてください。でも、熱いお湯につかることは逆効果になるので、40℃くらいのお湯を目安にしましょう。

【夏の対策】

買い物をする女性

冷え性の人が、ついつい対策を怠ってしまうのが、「夏」。外気温が高い夏は冷えも和らぐため、対策もおろそかに。実は、夏こそ体を冷やしているんですよ。夏はとにかく暑いので、汗もかくし薄着になります。そのまま冷房ガンガンのスーパーやショッピングセンターへ行くとどうでしょう。

初めは気持ちがいいかもしれませんが、汗が冷え且つ薄着なので体はどんどん冷えていきます。特に、食品を取り扱っているスーパーは冷蔵庫に入っていくようなもの。

買い物やお出かけの際は、羽織るものを1枚持っていくといいですよ。スーパーに入って少し涼んだら羽織って、体が冷えるのを防ぎましょう。また、素足でサンダルも冷えてしまいますので、靴下を履くなどして足元にも注意したいです。

【冬の対策】

ブーツ

寒い冬は、厚着をしたり、暖房やこたつで暖をとったりと対策をしますが、冷え性だと暖房をつけていても手先足先が冷えるもの。そんな時は、防寒グッズをうまく利用しましょう。暖房がついている部屋でもひざ掛けやショールをしたり、外出時はブーツをはくと足首まで隠れるので冷えを和らげることができます。

また、カイロも貼る場所によって体の温まり方が違ってきます。心臓から送り出された血液は動脈を通って全身をめぐります。特に太くなっている動脈の近くをカイロで温めると、温まった血液が体に運ばれていくので、体が温まりやすくなります

カイロは太い動脈がある下腹部や背中の上の方に貼ってみましょう。これは私も試しましたが、冷えを感じている時だけではなく、生理痛がひどいときも有効でした。今でも冬は、部屋の中にいても、お腹と背中にカイロを貼っています。

上着を羽織る、3ネックを温める、カイロを使用するなどの一時的な対処法も、習慣化することで体の冷えを悪化させない方法になります。季節ごとに少し工夫するだけで、体の冷えを緩和することができますよ。

【冷え解消法2】だいこんやかぼちゃ、冬野菜を食べよう

かぼちゃサラダ

体を温めるには、中から対策をすることもできます。それには栄養バランスの良い食事が理想ですが、全ての栄養素をくまなく取り入れるのは難しいですよね。体を温める食べ物はたくさんありますが、1つでも普段の食事に加えると冷え対策になります。例えば血行を促進するビタミンEは、だいこん(特に葉の部分)やかぼちゃに多く含まれます

メインの魚や肉料理に大根おろしを付け合わせたり、大根の葉がついているものを買うようにして、大根の葉も使ってお味噌汁にすると手軽にビタミンEが摂取できます。また、かぼちゃはレンジで簡単に火が通るので、一品に困ったらレンジでチンしたかぼちゃでサラダを作るのもいいですよ。

そして注目したいのは、冬が旬の野菜です。冬野菜は血行促進する栄養素を含んだものが多く、食べると体が温まると言われています。季節問わずどんな野菜もスーパーで手に入るので、冬が旬のだいこんや白菜、ねぎなどを使った料理が一品食卓にあるといいですね。

【冷え解消法3】体を動かして代謝を上げ、血液の流れを良くする

歩く女性

冷えを解消するには体を動かすこと、とよく聞きます。体を動かすことで、代謝が上がって血行が良くなるからなんです。でも、毎日ウォーキングして運動と言われても、時間や場所の都合がありますよね。そんな時は、近場の買い物は歩いて行くとか、休日は大きなショッピングセンターを見て回ることで普段より歩く量が増えます。

また、ストレッチもとてもいいです。本格的にやるのは大変ですが、風呂上がりに簡単にできるストレッチもあるんですよ。フェイスタオルの端と端を持ち、胸を反るように両腕を上げてみましょう。肩のストレッチになり、スッキリします。

このように日常生活をあまり変えることなく、少し工夫するだけで体を動かすことができます。いきなりハードルを上げないで、自分のできることから少しずつやり、習慣化しましょう。続けることで血行が良くなり、冷えの解消につながっていきます

まとめ

  • 体の冷えは血行の悪さが原因
  • 体が冷えると子宮の働きが悪くなりプロスタグランジンが過剰に作り出され、生理痛が悪化
  • 夏こそ冷房で体が冷えないように、羽織るものを常備して対策をする
  • ビタミンEは血行を促進する働きがあり、体を温める作用がある
  • 体を動かすことで代謝がアップ、血行が良くなり冷えの緩和につながる

一見、繋がりが見えない生理痛と体の冷えですが、とても関わりがあります。どの対策も1日2日で冷えが解消する即効性はありません。ですが、運動や食事などで体の中から変えていくことや、外から体が冷えないよう習慣的に対策することで根本的な冷えの改善につながります

冷えが改善できれば、生理痛にも何らかの変化が見られるはずです。生理痛はうまく付き合っていかなければいけないと諦めず、まずは冷えの改善から始めてみてはいかがですか。

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